2012-12-19

人を恋しいと想う気持ち。

柏木京子です。

先日、実家の両親が、アメリカのわが家に遊びに来ていました。

娘はおおよろこび!

毎日、じじばばと一緒に寝て、朝も一緒に登校。
学校からは一直線に帰ってきて、
ずーっと一緒に過ごしていました。

帰国予定の数日前から、娘の様子がおかしくなりました。

おばあちゃんにくっついているな、と思うと、
涙がぽろぽろし始めました。

あら?泣いてるの?

と聞くと、「ちがうよ。」と答えます。

そしていよいよ、帰る日の朝、
じじばばと手をつなぎ、
「行ってきます!」と元気に、
学校へ出発しました。

学校から帰る道々、家についてからも、
沈み込んだ娘。

ふと気がつくと、目から涙がぽろぽろ。

口では言わないけど、寂しいんですね。

娘はその後、じじばばのことは、何も口にしませんでした。



離れる寂しさを経験すると、
再会した時の喜びも、経験できる。

相手が、どれだけ自分にとって大切か、感じる。

そして、相手を大切に思う気持ちが、心の中に生まれる。


こんなことを、保育園の先生に聞いたことがあります。


娘は、人を恋しいと思う気持ち、感じていたんですね。

誰かを、大切に思う気持ち。
誰かに、大切に思われている実感。

とても幸せなことです。

これを感じられる人は、安心して生きて行くことができる。
そして、大きく成長することができるのだと思います。




2012-12-10

理解し合う

前の記事に書いた、日本とアメリカの戦争の歴史のこと、
Facebookにアップしました。

アメリカに住んでらっしゃる、私たちと同じような環境の方から、アドバイスをいただきました。

それを読み、考えました。
今の私に何ができるか、考えてみました。


この状況の中にも、私たち親にしかできないことがある。
それを精一杯やってみよう!

そう思いました。


今できることは、
担任の先生に、学校から泣いて帰ってきたこと、
娘が感じたことを伝える。

そして、先生がどんな話をしたのかを聞く。

この二つだと思います。


先生の言い方が良いとか悪いとか、そういうことではありません。

ありのままを共有することが大事だと思いました。

先生は、先生なりの考えがあって、生徒に話をしたはず。

娘が先生の言いたかったことを、100%理解できているかどうか、
それもわかりません。

だからまずは、現状を伝えてみる。

もし何か、第二次世界大戦に対する、アメリカ人としての理解と、
日本人としての理解に違いがあるのなら、
私たちはそれを知る良い機会だと思ったのです。

まずは知り、その後どうするかを考える。

そうすれば、また同じような事が起きた時も、対応できるようになります。

目の前のことに右往左往するのではなく、
自分の中に判断の基準ができると思うのです。

異国で生きることは、子どもばかりでなく、大人も大変なことがたくさんあります。

その都度、状況をしっかり理解し、相手を理解して行く。

それが、お互いに良い関係を保つための秘訣なのではと思います。

2012-12-08

日本とアメリカ、歴史の話

今日、娘が泣きながら、学校から帰ってきました。
 
学校で、戦争の話を聞いたそうです。
 
パールハーバーの話になり、日本人が悪いという雰囲気を感じて、
悲しくなっちゃったと言ってました。

この歴史的な問題、アメリカにいたら、向き合わざるを得ないんですよね。
 
アメリカで教育を受ける日本人には、一番つらいところです。

 
今の私たちにできることは何か。
 
過去の歴史を正しく知り、理解することです。
小学校4年生。
娘にその準備をさせる前に、今回の出来事が起きてしまいました。


「月曜日、学校に行きたくない!」と、とてもショックを受けています
 

 彼女を前に向かせるために、週末は話をしようと思います。
 
 
国際問題、歴史の問題、いろいろあります。
私たち個人の力ではどうにもならないこと、いっぱいあります。
 
でも、どこの国に行っても、日本人として胸を張って生きていけるようになって欲しい。
 
それには、正しい事実を知ることが必要です。
 
私たちも、しっかりと向き合っていかなければいけない、と思いました。

2012-11-23

相手の力を最大限に発揮させる方法

柏木京子です。

昨日は、私が会社で働いていた頃の先輩ご夫妻と、お食事をしました。

「京子ちゃん、コーチング、やってるんだっけ?」

はい、やってます!

ここからコーチングの話になりました。

今、会社でもコーチングは取り入れられ、
社員を育てるために、とても有効な方法なんだよね!とおっしゃってました。

アメリカ発のコーチング、アメリカではごく当たり前に使われている。

そうなんです、ごく当たり前に使われているんです。

会社ではもちろん。
学校教育の場でも。

話しながら、私は子育てに使っていることがわかりました。

というか、私は自分の生き方にコーチングを取り入れているので、
自然と子育てに使っているのです。

でもこれが、とても良いんですね〜。

なぜなら、「のびのびしたお子さんだね」と言われたから。
私は娘を、のびのびした子に育てたかったんです。
それをまさに、言っていただいたので、とてもうれしい!

コーチングの何が良いかと言うと、
相手の良い所を引き出し、そこをのばすことが出来るところ。

相手を認め、育てる。
これによって、力を発揮することができるのです。

子どもだけでなく、大人もそうですよ。
そうすると力を発揮することができる!

どの会社も、今は戦いの真っ最中。
社員一人一人が、持っている力をめいいっぱい発揮することが重要な時代。

その人の力を最大に発揮するために、コーチングはとても有効なのです。

それを再認識した夜でした。


2012-11-17

日本人って、すごいんだよ!

柏木京子です。

娘は最近、英語の筆記体の書き方を練習しています。

1週間に2回、筆記体で文章を書く、宿題が出ます。
英語を学びたての娘にとって、筆記体はとても難しい。

娘は、ため息をつきながら、書いています。

「ママ、英語はどうして筆記体なんてあるんだろう。
 日本語はこんな難しいの、ないのにね。」

んっ?
ちょっと待って、それは違うと思うよ。

「でもさ、日本語は、漢字、ひらがな、カタカナ、3種類もあるんだよ。
 日本語って大変だよね〜。でもそれを全部覚えてるって、日本人はすごいよね。」

と、私が言ったら、
「うん、日本人ってすごいんだよね!」

と、娘が笑顔になりました。

そうそう、日本人ってすごいんです。
日本語は難しい・・・って、アメリカでも有名です。
それを自由に使いこなす日本人、やっぱり凄いですよ!

2012-11-14

男女を意識するお年頃。。。

柏木京子です。

今日も娘のことを書きます。

娘は日本でいう小学3年生。
ほんの少しずつ、男の子、女の子を意識する感覚を持つ子が増えてきています。

毎週土曜日に行っている、日本人学校での話です。

休み時間に、紙飛行機を折って、男の子と一緒に飛ばしっこしていたそうです。

わーわー騒ぎながらやっていたら、良く知っている他のクラスの男の子が、

「しょぼいな」と言ったんですって。

娘はすごく頭にきた!と帰ってきました。

う~ん、母の立場でそれを解釈すると・・・


「オレはここにいるよ~」って言いたかったんじゃない?

もしくは、「一緒にいれて」って言いたかったんじゃない?


娘に言っても、「ちがうよ!飛行機へたくそだって思ったんだよ!」
と怒ってます。


アメリカの小学校では、男の子も女の子も一緒に交わって遊んでます。

ある意味、日本の子の方が、精神的に発達するのが早いかも。
アメリカの子は、幼いのかもしれません。


アメリカの同級生の男の子と一緒に歩いていても、クラスの子は何にも言わないそうです。
でも、それを見た日本人の子は、
「ラブラブだね~♪」と言うそうです。

すごくイヤなんだ、と言ってました。


どっちがいい、悪いじゃないけど、
文化は違いますね。

2012-11-13

面白がって勉強する。

柏木京子です。

今日は娘のことを書きます。

娘はアメリカの小学校の4年生。

理科の勉強が、今年から始まりました。

先日は、電池の勉強。
直列つなぎと並列つなぎの違い、などという内容でした。

その後、個人面談がありました。
電池の勉強のテスト、とても良く出来ていたとほめられました。

私にとっては、びっくりです。

電池の勉強、英語で初めてやったんです。
日本語では知らなかったのに、英語で学び、理解してたんです。

家に帰って、娘に、先生にほめていただいたことを話しました。
娘は得意げな笑顔!

「あのね、電池の勉強は、面白いから好きなの。
 だから、教科書を読んでると楽しくて、
 
 
 ふわっと頭に入ってくるんだよね~。」

と言ってました。

ということは、私がいつも必死になって教えている、
「やりなさい!」モードの勉強は???

「あのね、ギュウギュウやってもダメだよ。
 そういう時は、全然考えられないから、あんまり覚えられないよ。」

なんだ、そうだったのか。。。
私がやっていることは、あまり役に立ってなかったのね。

それなのに、1人でイライラして、必死に宿題やらせていたんだ。。。

面白がって勉強する。
これは本人の身につくのですね~。

ということは、どうやって興味を持たせるかが大事!ということね。


私は力を入れる部分が違ってたかも。
でも、英語で理科の勉強!となると、こりゃ大変だ~って思ってたんです。

もう少し、力を抜いて、宿題のお手伝いをしようと思います。

子どもには、いつも教えられますね。。。






2012-11-11

考える訓練。

柏木京子です。

前の記事に、「なぜ」を明確にしていくことについて書きました。

なぜ? どうして?

理由をはっきりさせていくこと、とても意味があります。

なぜなら、どうして自分はそう思うのか。
これがとっても大事だからです。


理由がなければ、その主張自体が意味がないことになるからです。

英語のレポートでは、いつもそれを考えます。


どうしてそう思うの?

くぅ~、普段やっていないので、頭が柔軟に動きません。


でも、考える訓練をしていくと、自分の気持ちを言葉にすることが出来るようになっていきます。


これ、ロジカルシンキング、というもの。

言葉にすると難しそうですよね(笑)。

カタカナ言葉が苦手な私には、辛いです。。。


でも実は、そうではないのです。

難しいものを、単純にしていく作業なんです。

理由をはっきりさせる。
つまり、誰が聞いてもわかりやすいようにしていくこと。

これは、相手を納得させることができるし、
相手との理解を深めるための近道なんです。


異文化に生活している私にとっては、常識が通じないことがよくあります。

相手との理解を深め合うために、これはとても大事な考え方なんですね。


英語のレポートから逃げているわけにはいきません。

なぜ? どうして?

これを自分に投げかけていきます。



2012-11-08

なぜを明確にする。

柏木京子です。

私は毎日、英語の勉強のために、カレッジのESLクラスに通っています。

そこで、毎日のように、レポートを書かされます。

そこで何度も聞かれるのが、「なぜ?」という質問。

自分の考えを主張するには、理由が必要。
なぜそう思うのか。
ここがないと、主張したことになりません。

先日は、英語の勉強の仕方についてのレポート。

私にとっては、クラスメイトとのグループワーク、そこに先生が加わるやり方。
これが、最も成果が得られる勉強方法です。

ではなぜか。

これを書かなくてはいけません。

その理由は、
クラスメイトの考えを知ることが出来る。
会話の勉強になる。
先生がいると、学びが多い。

なぜ、先生がいると学びが多いのか。

先生がヒントをくれるから?
先生が教えてくれるから?

うーん、どっちもぴったりではない。

先生は私たち生徒に対して、何をしてくれているんだろうか?
と、考えます。

考えるということ、実は私たち、普段、あまりやってないのですよね。

考えるのが苦手。
というか、考えても、答えが出てこない。

それは、正しい答えが欲しいんですよね。

でもこの場合、正しい答えはない。


アメリカ人、自由な発想が得意です。
どんどん、考えが出てきます。

なぜ?と聞かれたら、いろいろなことを言ってきます。

ほ〜と感心すること、しきり。

なぜ?を明確に答えられるようにする。
これ、実はとても大事なことなんだと思います。

自分の意志をはっきり持つことだからです。
自分が何を考えているかを知る。

案外出来ていないことなんですよね。

ESLで、英語の勉強をしているつもりだったけど、
それ以外にとても大事な勉強をしていることに気付きました。

毎日の勉強はとても大変だけど、頑張ろうと思います。




2012-11-07

いつまで悲しい思いなのか。

人間関係でうまくいかなかった経験。
特に拒絶された経験。

これはしばらく自分の中に、悲しい思いとして残りました。

拒絶されると、自分がダメな人間だと思ってしまうんです。
私ってダメな人・・・って。

反面、悔しい思いもあります。

どうしてあんな人に、あんなこと言われないといけないの!とか
どうして拒絶されるの?とか。


人間誰でも、受け入れられないのはイヤなんです。


このイヤな思い、いつになったら解消されるんでしょうか。

相手をどうしても許せないと思っている間。
これはまだ、この出来事を消化できていないんだと思います。

この出来事から、何かを学ぶことができたとき、
もしくは、この出来事で失った何かを取り戻すことができたとき、

こうなった時に、やっと少しずつ、このイヤな思いが解消されていくのです。


悔しい、悲しいと感じ、相手のせいだと思っているとき。
これはまだまだなんですね。

体験を乗り越えられてない。


悲しい思いを感じなくなるには、乗り越えるしかないんですね。

この思いを感じなくなった時が、乗り越えられたときなんだと思います。







2012-11-04

人間関係で、うまくいかない。

柏木京子です。

みなさんは、人間関係でうまく行かなかった経験、ありますか?

私はあまりその経験がありませんでした。

なぜなら、そうならないように、自分で避けてきたからです。

相手がいやなおもいをしないように、自分を変えてきたから。

これは一見良いことのように思えますが、自分自身に負担が大きかったです。

いつも相手に合わせる。
相手の状況に左右されます。

自分が本当に何を思っているのか。
これがわからなくなってきます。

あっちに合わせて、こっちに合わせて。
ゆらゆら、ゆらゆら。

外から見ると「いい人」ですね。

はじめはそんな自分に、とても満足していました。

でもある時、ある人に言われたんです。
「人にばっかり合わせていて、自分がない人だね。
 そんなのは、つまらない人生だよ。」

はじめは何を言われているか、わかりませんでした。

それから数年後、コーチングを勉強し始め、
その意味がわかってきました。

私は自分が何を思っているか、自分の思いを優先する生き方を選びました。

でもそうなると、人間関係でうまくいかないことが出てきます。

相手を優先しないので、相手と意見がぶつかります。

相手に受け入れられないこともあります。

拒絶されることもあります。

拒絶された体験、それはしばらく「悲しい思い出」として、
私の中に残っていました。

この続きは、次の記事に書きます。



2012-10-30

もうすぐハロウィン♪

柏木京子です。

もうすぐハロウィン!

ハロウィン当日は、娘のクラスではパーティーが行われます。

朝、家からコスチュームを着て登校。
朝礼ではハロウィンコスチュームコンテストがあります。

それが終わったら、クラスでのハロウィンパーティー♪♪

ペットボトルにトイレットペーパーをまいて、ミイラを作るんですって!

その後は、お菓子を食べてワイワイ過ごすのだそうです。


ハロウィンパーティーに使うお菓子などのグッズは、親が寄付します。
必要なもののリストが、メールで送られてきて、その中から寄付をします。

我が家は、お楽しみバッグの中に入れる物を、何か。

何にしようか・・・といろいろ考え、決めたのが写真のモノ達。

ちょっとかわいいでしょ♪

ハロウィンみかん・・・です!

2012-10-24

柔軟な対応

娘の宿題書き忘れをなくすために、どうしたか。
前の記事の続きです。

学校から帰ってきた娘に、聞いてみました。
「ペンの色のこと、先生にお願いしてみた?」

「うん、言ったよ。それはいいアイデアだね!って言ってくれたよ。」

先生は娘の提案を受け入れてくれたようです。
その日から、宿題の教科ごとに、色を変えて書いてくれるようになったそうです。

先生、すばらしい!

いいと思ったことはすぐに取り入れる。

これ、アメリカ人はとても上手です。

学校の先生も、親も、子どもも、みんなその意識があります。

だから、親も子どもも、問題があると先生にすぐに伝えます。
このとき、必ず代替案を持っていく。

ここがうまくいってないから、こうした方がいいと思う、と伝える。

そうすると、「それはいいアイデアだね!」と考えてくれるのです。

この柔軟さ。
これがアメリカを作ってるんだよね~。

日本から来た私は、いつもこの柔軟な姿勢に感動します。

私はいつも、あるべき姿を考えます。
だから、他の提案がきたときに、まず抵抗してしまいます。

私のやり方に何か文句ある?って思ってしまう。

でも、アメリカ人には、そういう感覚がないのですよね。

だから、何でも柔軟に対応できるのです。

たぶんこれは、小さい頃からの教育にあるような気がします。

国の姿勢もあるのかな。

許容量の大きな国だからこそ、外国から来た私たちも、
居心地良く生活できるのだな~と思います。



2012-10-22

宿題を書き忘れないための解決策

昨日の宿題の話の続きです。

娘は先日、反省文になってしまいました。
なぜなら、ノートに宿題を一つ、書き写すのを忘れてしまったのです。

娘はとてもショック。
それまで一度も反省文になったことはなかったのに。。。

でも、間違ったのは自分。
仕方ありません。

学校で反省文を書いて、家に持って帰ってきました。
親のサインをもらうためです。

私も大体の内容は聞きましたが、サインをしませんでした。
英語の文章、あっているのかどうか、私ではちょっと不安です。

そこで、もう一度夫に話を聞いてもらいました。

『どうして宿題を書き写すのを忘れたのか』をじっくり。

娘は良く見えなかったと言いました。

小さい字で書かれていて、その日は宿題がいくつもあったので、見逃してしまったと。

解決策は、自分で気をつける、しかないですよね。
でもそれでは、また同じことが起きる可能性があります。

どうしたらいい?

日本の学校だったら、連絡帳を先生がチェックしてくれるのにね。
アメリカの先生はそこまでやってくれないんだ。。。

私はつい娘をかばいたくなってしまいます。
まだ小さいんだから、先生がどうにかしてよ!って思ってしまいます。

そして、先生を動かすには、どうしたらいいか。
必死で考えていました。

そんな中、娘はじっくり考えて、思いつきました。

「ペンの色を変えてもらえばいいよ!」と。

「明日、先生に言ってみる!」と顔の表情が明るくなりました。

なるほど~。
娘なりの解決策が見つかりました。

でも、先生はこれを受け入れてくれるんでしょうか?

この話は明日に続きます。





2012-10-21

ほめられて大きくなるアメリカ人

柏木京子です。

アメリカ人はなんでも楽しく、ゲーム感覚にしてしまうのが上手です。

それは、娘の小学校での様子から、よく感じます。

娘はアメリカの小学校の4年生。
宿題や家庭への連絡は、ノートに自分で書き写します。

先生はホワイトボードに宿題や連絡を書く。

そこから先はそれぞれの子の責任。
これは日本の子も同じですよね。

そして翌日、宿題を忘れたら、反省文を書かなくてはなりません。

・どんな問題が起こったか。
・なぜ起こったか(原因)。
・これからどうするか(今後の対策)。

そこに、本人のサイン、親のサイン、先生のサイン。
3人のサインがあって、やっと反省文が受理されます。

反省文になると、周りの子に迷惑をかけます。
なぜなら、クラスが4つのグループに分かれていて、
グループごとに毎日ポイントを入れていくというレースをやっているのです。

ポイントが早くたまったチームは、良いことがあります。

毎週金曜日、先生が子ども達に、飴を一つずつくれます。
それは今週もがんばったねという意味だそうです。

このレースが一番のグループの子は、特別にもう1個、飴をもらえるのだそうです。

この特別な1個が、とても魅力的~☆

みんな平等ではないんです。
ちゃんとやると、ちゃんとご褒美が待っているのです。

そのご褒美がほしくて、みんながんばります!

でもでも、日本人にしたらどうでしょうか?
宿題はやって当たり前。
当たり前のことをやっているのに、学校で飴をもらえるなんて、ちょっとおかしい。
そう思いませんか?

それも、学校で平等ではないなんて、どうなの?

私はこう感じました。

でも、アメリカは違うんですね。

良いことをするとご褒美。
周りのお友達と、ちがって当たり前。

しかもゲーム感覚。

叱る文化ではないんです。
ほめる文化なんです。

ちょっと違和感を感じましたが、1年半アメリカに生活し、やっと慣れてきました。

叱られて大きくなった日本人。
ほめられて大きくなったアメリカ人。

大人になると、もちろん違ってきますね。


2012-10-20

タイトル変えました。

柏木京子です。

突然ですが、タイトルを変えました。

私が書きたいこと、みなさんにお伝えしたいことは何だろう?
と、考えていました。

アメリカ、南カリフォルニアに来て2年目。
アメリカって大きいな~と感じています。

大きいとは、国土の広さ。家、道路、お店。
何でも大きいです。

人々の心も大きいです。

懐が広いというか、許容量があるというか。

ここに住み、私の考え方も、かなりかわったと思います。

他人を受け入れるのが上手。
人は人、自分は自分という考え方。
相手と自分を切り離して考えられる。

これ、素晴らしいんですよ。

周りがこうだと、自分がのびのびできるんです。
自由だ~って感じます。

学ぶことが多いです。
生き方、子育ての仕方、などに、とても役に立っています。

私が感じた、日本との違いをお伝えしていきます。

2012-10-04

学校で教えてくれないなんて。

柏木京子です。

私は最近、娘をみて、ドキッとすることがあります。

えっ、学校でそんなことやっていいの?
と思うことがあるのです。

小学生は、社会に出たときどういう行動をとるべきなのか、
その基本を学ぶ時期だと思います。

『決められたことをしっかりやる。』

これは日本人がきちんとしていると言われる理由のひとつ。

これは、生まれたときから誰もができているわけではなく、
学校でしっかり教えてもらっているんです。

アメリカ人は苦手なところだと思います。

娘をみていると、その辺を学校で教えてもらってないのがよくわかります。

決められたことをしっかりやらないのです。

私としては、とても不安。
だって、日本に住んでいる子は、普通にこれを学んでいます。

娘は日本人の顔をしています。
だから日本に帰れば、当然できると思われるわけです。

私、焦ります。
だから、必死に教えます。

「あのね、ルールは守らないといけないんだよ。」

「でもね、ルールがないんだよ。」と娘。

はぁ~?
ルールがないって、どういうことぉ~?


とにかく、日本とアメリカは違うところがたくさんあります。

日本人のきちんとしたところ、これはアメリカにいたら身につかない。

だから親が教えるしかない。

学校で教えてくれないなんて・・・と愚痴りたくなりますが、
親ができないことではありませんね。

だから、そこは厳しく教えていこうと思います。


2012-09-24

子どもの個性を引き出してくれる先生。

柏木京子です。

前の記事に書いた、アートスクールのことを書きます。


娘は絵を教えてくれるスクールを探していました。
4軒目で、やっと楽しいと思えるスクールに出会えました。

どうして彼女が気に入ったか。

他のスクールとどこが違うか、聞いてみました。

「今まで行ったところは、お手本をみて真似するだけだったんだよ。
 でもね、今度のところは、やりたいことをやらせてくれるの!」


私も見学してみました。

先生は、娘の得意なこと、好きなことを探してくれます。

この子はこういうことが好きそうだから、これをやらせてみよう。

そう思って、オリジナルのプログラムを組んでくださいます。

まさにオーダーメイド。
それが娘にピッタリ合うんですね。


このスクールは、子ども達がそれぞれ違うことをやっています。

漫画を描いている子。
スターウォーズの絵ばっかり描いている子。
貼り絵をしている子。
ペインティング(色塗り)をやっている子。

みんな好きなことをやっているので、1時間半とても集中しています。

出来上がると、自信を持って「自分が描いたんだ!」とにこにこしています。

先生が、子どものよいところを見つけて、それを伸ばしてくださるんですね。


このスクールのすばらしいところは、
子どもに自信をつけさせることだな~と思いました。

自分にはこれがある!これができるんだ!という自信。
これは何者にも変えられません。

自分で自分を認めること。
これが人間を成長させるんだと思います。

だから、またがんばろう!って思うんですね!




2012-09-21

子どもの才能を伸ばすには。

柏木京子です。

子どもの良いところを伸ばしたい!

親なら誰でもそう思っていると思います。

私も娘が生まれたときから、どこに才能があるのか、じっくりと観察しています。
これかな?と思ったことは、できる限り試すようにしています。

娘は絵を描くことが大好き。
とはいっても、いつもお姫様みたいな女の子の絵を描いています。

なんとかこの才能を伸ばす方法はないか?と考え、
アートスクールに通わせてみました。

今まで3箇所のスクールに通いました。
でも、どこも気に入らないらしい。

「自由に描かせてくれないから、面白くない!」と本人は言います。

うーん、勉強することはそんなに自由じゃないよ、と私。

でも、本人が楽しまなければ続きませんよね。

そんな娘をみていた友人が、あるアートスクールを紹介してくれました。

家からはちょっと遠いのです。
でも、もしかしたら・・・という気持ちがあり、門をたたいてみました。

1回目。
なんかいいかもしれない、と娘。

2回目。
今日は面白かったよ。

3回目。
すんごく面白かった!

あら?これはいいかも♪


子どもの才能を伸ばすには、親の忍耐力も必要ですね~。
習い事は、続けるのが大変。
そこは親の助けがないと、なかなか難しい。

娘はやっと、自分が楽しいと思うアートスクールに出会えました。
あとは、続けることです。

自分の時間をやりくりしながら、がんばって続けようと思います。

2012-09-16

タイタニックを読み、質問に答えなさい。

新学年が始まって、3週間。

まだ3週間しか経ってないというのに、宿題が大変です(汗)。

前の学年より、量が増えています。


娘の宿題は、当然ながら英語。
1人ではできないので、私が一緒に考えます。

私も英語はとても苦手。
宿題、娘にとっても、私にとっても、すごく大変なのです。


昨日は、タイタニックを読み、次の質問に答えなさい、という内容。

映画のタイタニックを観ていなかった私は、
まずインターネットで検索し、タイタニックのストーリーを頭に入れました。

そして、宿題の文章を一緒に読み、辞書を引く。

教科書20ページくらいに渡った文章、読むだけでもとても時間がかかります。

読み終えたけど・・・質問には答えられない。
質問の意味が、今ひとつわからない(涙)。


そんなこんなで、英語の宿題はとても時間がかかります。
難しいのでやりたくない。。。

でもね、こうして無理にでも辞書を引きながら文章を読むことは、
きっと自分の力になっているんだ!と思うようになりました。

わからなくてもがんばる姿。
娘と一緒にやることで、娘も何かを感じてくれたらいいな~、
なんて思っています。

この宿題が日本語だったら・・・と思います。
でも、目の前の難題を、一つ一つ解決していったら、
必ず力はついていきます。

そう思って、がんばることにしました。


どんなに大変でも、逃げないでやる。

大きな進歩をするためには、地道にここを積み上げるしかないですね。

2012-09-13

アメリカのアレルギー事情

アメリカでは、アレルギーを持っているお子さんによく出会います。
学校でのスナックタイム、ランチなども、特に配慮がされているようです。

ランチはランチエリアと呼ばれる場所で食べます。

屋根つきの広い場所に、椅子がたくさん並んでいるところ。
そこに、アレルギーを持っている子が座る専用の席があるそうです。

そこには、ナッツや卵の写真が貼ってある。
誰がみても、アレルギーの子達が座ってるとわかるようになってるんですね。


アレルギーを持っている子と、持っていない子、はっきりと席を分ける。

日本はそこまでやってなかったような気がします。


でもね、子供達にとってはそれが当たり前のこと。

その子によって、アレルギー反応の出方はさまざまで、
ひどいお子さんは救急車で病院へ行かなくてはならないほど、
重い症状が出てしまうそうです。

だから、席を分けたほうが、危険性が低くなる。


娘はお友達がアレルギーを持っているので、最近学校に持っていく食べ物に
とても気を使うようになりました。

と言っても、食べたいものは持って行きます。
食べ方を工夫しているのです。

 ・ クッキーは個別包装のものを選ぶ。
 
 ・ クッキーに触れずに、袋だけを持って食べる。

家でも、周りの袋を持って食べる練習をしています。

「もしも、クッキーのついた手で、お友達に触っちゃったらいけないから」

そして、食べた後はかならず手を洗うそうです。

彼女なりにがんばっていますね。


ランチも、最近はおにぎりを持って行きます。
お友達はゴマにも反応してしまうので、おにぎりのまわりにゴマはつけません。

ランチしよう~!と行くと、
「お弁当にゴマは入ってる?」と聞かれるそうです。

「大丈夫、今日は入ってないよ!」と言って、一緒に食べるんですって。


子ども達は、自分と違う状況の子がいることを、理解しているんです。

人それぞれに状況が違う。
それをあたりまえに受け入れ、認めているんですね。

 
アメリカの子ども達には、自分と違うものを受け入れる力があるんだな~と思いました。

こうして育って大人になるわけです。
大人たちも、違うものを認めるのが、とても上手ですよ。

アメリカのこういう文化、素晴らしいですね。

2012-09-12

ドキッとしたおやつタイム

走り回った子ども達も、そろそろブレイクタイム
持って行ったジュースを、みんなに渡しました。

サマンサ(お友達の女の子)は、ナッツアレルギーがあると聞いていたので、誰でもわかるように、近くにあるナチュラル系のお店のロゴが印刷してある、パックのジュースを持って行きました。

これなら、見ただけで、飲めるか飲めないかわかります。

これは大丈夫。
4人でおいしそうに飲みました。


次に娘が出したのは、メレンゲ。
色がカラフルで、形もかわいいので、女の子達に人気のお菓子。

ケーキ屋さんで買ったので、中に何が入っているか、表示がありません。

娘はできる限りの知恵を絞って、入れ物の外に、

「meringue これはメレンゲです」

と書いた紙を貼っていきました。

これを出した時、従兄妹の妹の方が、サマンサの前に手を広げて立ちはだかりました。
とても怖い顔をしています。

よく聞くと、サマンサはナッツを触った手で触られただけで、
アレルギー反応が出てしまうそうです。
それもかなり症状が激しいらしい。

お母さんは、「ハイレベルのアレルギーなの」とおっしゃってました。

小さい頃から一緒に育っているいとこ同士。
サマンサを守らなくっちゃ!って思ったんでしょうね。

私は一瞬、私たち悪いことしようとしてないよ!って、ドキッとしましたが。


実は私たち、ナチュラル系スーパーのお菓子売り場のお菓子、何が入っているか、
チェックしたんです。
サマンサと一緒に食べれるお菓子はないかな~って。

でも、ほとんどのものにナッツオイルが使われていました。

お菓子以外の食べ物でも、油が使ってある商品はたくさんあります。
お母さんはかなり慎重にチェックしているとおっしゃってました。


娘がちょっと残念そうにしていたら、
アンドレス(一緒に来た男の子)は、「おいしいね!」と一緒に食べてくれました。

いろいろありながらも、おやつタイムは終了。

サマンサは娘にハグをしてくれました。
「いろいろ考えてくれてありがとう」という意味かな~。

くぅ~、なんていい子達なんだ!

初めてのプレイデイト。
いろいろなことを学びました。

これも娘のおかげですね。
どうもありがとうね。

2012-09-11

初プレイデイトはドキドキです。

ドキドキの初プレイデイト。
無事に終わりました~。

私、とても緊張していたのか、昨日は疲れてばったり寝てしまいました。
それで、朝起きてこれを書いています。

昨日は、お友達の女の子の従兄妹たちも来て、4人で遊びました。
その従兄妹のお兄ちゃんは、去年娘と同じクラスだったんです。

娘が以前から、
「アンドレス(彼の名前)は、すごーくやさしい男の子なんだよ! 」って言っていた子。

娘も大喜びで、4人で走り回って遊びました。

一緒に行っていた夫も、子供達に引っ張り出されて、一緒に遊んでました。

残るは、母3人。

まずは天気の話。
「今日は蒸し暑いですね~。」
「そうですね~。」
から始まります。

これはどこの国でも一緒みたい。

話を聞いてたら、二人で英語ではない言葉で話しています。
あれ?アメリカ人じゃないのかも?

聞いてみたら、コロンビアから来た人たちでした。
もう15年もアメリカに住んでいるそうです。

私たちは、アジア人、アラブ人くらいの区別はつくけど、他の国の人は区別がつかないのです。
アメリカに住んでるから、アメリカ人かな?と思ってる。

ここは移民の国、アメリカ。
実は、いろいろな国の人がいるのですね。

日本の話や、コロンビアの話、
その靴、どこで買ったの?などの話をしていたら、時間はあっという間に過ぎました。

彼女たちも英語が第2外国語だったので、ちょっと聞き取りやすかった。
私は非常に助かりました~。

この後、走り回った子ども達は、ブレイクタイム♪

お友達の女の子は、ナッツアレルギーがあります。

彼女の食べれるものは何?
大丈夫だと思っても、私も知らないものが入ってたらどうするの?

何をどう持っていったらいいか、私の緊張の一つでした。

アメリカにはアレルギーの子がとても多いです。
そのことについては、次の記事に書きますね~。

2012-09-09

いよいよ、初プレイデイト!

明日はいよいよ、娘の初プレイデイトの日。

公園で待ち合わせ。
一緒に遊ぶことになっています。

娘はこの1週間、とても楽しみにしていました。

スカイプでじじばばと話すときも、そのことばっかり♪

アメリカに来て1年半。
やっと現地のお友達と、遊ぶ約束ができたんですもの。

はじめは英語がわからず、泣いていた娘。

少しずつ慣れてきたけど、自分の言いたいことを言えなかった。

「一緒に遊ぼうって、どうやって言ったらいいの?」
と娘に聞かれても、私もわからない。
だから、アメリカ在住13年のお友達に聞いて、教えてもらいました。

でも、言葉を覚えても、タイミング良く出てこない。
そんなこんなで、お友達と遊ぶ約束は、ずっとできなかったのです。

こんな過程をずっと一緒に過ごしてきたので、約束ができたときは、
二人で抱き合って喜びました~!


そして、明日。
公園で遊ぶということは、ちょっとおやつも持っていくわけです。

アメリカの子はアレルギーの子が多いと聞いていたので、心配していたら、
そのお友達もナッツアレルギーとのこと。

お店でナッツオイルの入っていないお菓子を探したけど、見つからず。
どうしたものか・・と思って、お友達に相談しました。

「こっちはアレルギーの子が多いから、自分の分だけ持っていけばいいんだよ~。
でも、もしも何かもらった時のために、シェアできるものがあるといいね。
フルーツなんかいいんじゃない?」

なるほど、アレルギーの子は多いんだ。
おやつは、自分の分だけなんだ。

初めてのプレイデイト、わからないことだらけです。

でも、いろいろ教えてもらって、準備しました。
明日が楽しみです!


でも・・・お友達のお母さんに、私の英語は通じるかしら?



2012-09-06

子どものやりたいことを知るには。

柏木京子です。

子どもが何に興味があるのかわからない!

子育て中のお母さんの悩みの一つです。


①「うちの子は、いろいろに興味が移って、一つに決まらないんですよ。」

②「うちの子に何がやりたいのか聞いても、わからないって言うんです。」


これは、私が以前行った、子育てコーチング講座でいただいた質問です。

子どもの良いところを伸ばしてあげたい。

そう考えるお母さんだからこその悩みですよね~。

私も、ずっと同じようなことを思っていました。
でも、子どもが少し大きくなってきた今、思うのです。


いえいえ、それは良いこと。
きっと自分に何がピッタリ来るか、お子さんが自分で探しているんですね。


多分それは、まだやりたいことに出会ってないだけ。
これからきっと見つかります。


そう思うようになるまでに、私は子どもにいろいろなことを体験させました。
私たちがわからない以上に、子ども本人はもっとわからないんだと思います。

「自分が何をやりたいのか」ということが。

だから、興味を示しそうなことを、いろいろやらせてみました。

その中で、おもしろい!とか、もう一度やりたい!と言ったことを、
何度か体験させる。

そして段々と、娘のやりたいことがわかってきました。

やりたいことがわかったら、今度はその才能を伸ばすにはどうするかを考えます。

体験の数を増やすのがいいと思うのです。

質の良い体験を増やすには、どうしたらよいのか、考えます。

それには、良い先生の下で体験させることかな~。



2012-09-04

アメか、ムチか。

柏木京子です。

夏休みが終わって、新学期が始まりましたね。
みなさま、お疲れさまでした〜。

夏休み中は宿題をやらせるのに四苦八苦し、
学校が始まったら、また毎日の宿題をやらせるのに四苦八苦。

結局一年中同じ事やってるんだわ〜と気づいた所です。
遅い?

どうやったら、宿題を自分で、やる気でやるようになるか。

これ、子どもを持つ親にとっては、大問題ですよね!!

アメか、ムチか。

ついムチを使いたくなります。
「早くやりなさい! やらないと、眠くなっても寝られないんだからね!」

これ、我が娘には、全然効き目なし。

学校ではいつもアメを出されるのだそうです。

「いい子にはアメをあげるよ〜♪」

これね、本気で飴をくれるんです。
嘘みたいなホントの話。
アメリカの小学校、恐るべし〜。
日本の学校で育った私には、あり得ないですよ!!!

 子どもを甘やかすのではないか。
 子どもはアメがないと、勉強しなくなるんではないか。
 アメがなくなった時、やらなくなるのではないか。
 勉強はそんなもんじゃない〜!

と叫びたくなる。

いろいろ心配しますよね。

娘から話を聞くと、アメリカの子どもたちは、アメに向かって走るそうです。
いつもにたようなアメ(楽しい事、お楽しみ)が提示されても、
それに向かって走っているようです。

それでもみんなが飽きてくると、別のアメが用意され、それに向かってまた走る。

う〜ん、こういう環境の中では、それもありなんだなと思うようになってきました。

要は、前向かって進んでくれれば、それでいいのかな、と。

我が娘も、ムチは苦手。
これが終わったら、楽しい事が待ってるよ〜とやると、一生懸命に勉強してます。

今はとにかく、宿題を終わらせるのが一番大事・・・なのであります。



2012-08-31

逃げないと決める。

柏木京子です。

昨日の記事の続きです。

初プレイデイトの約束ができて、娘はとても喜んでいます。
親としても喜ばしいこと。

アメリカ人のお友達ができるなんて、素晴らしいです。

でも私、なんだか重い気持ちがあります。


「子ども達が遊んでる時、私はどうしたらいいの?」

ここがどうしても気になる。

話して「何?」ってわからない顔をされるのがこわい。
自分の英語がダメだって言われることになるから。

だからしゃべりたくない。
その場に居たくない。

何とかして、私が行かない方法はないものか・・・。


頭の中で行ったりきたり、考えています。
ぐるぐる、ぐるぐる、頭の中が回っています。




そんな時、思い出したことがあります。

夏に日本に一時帰国した際、コーチングのトレーニングを受けました。

コーチエイという、コーチの養成機関で行っている集合トレーニング。

そこで、私がアメリカ生活で何をしたらいいのかをテーマに話をしました。

私自身が言った言葉を思い出しました。


「逃げないことが一番大事。」


困難が予想されることに出会ったとき、逃げることもできます。
でもそれをしていたら、何も変化はありません。

逃げない。

うまく行かなくてもいい。
逃げないと決める。

そうすれば、ほんの少しずつでも、前へ進める。

そう言ったことを思い出しました。


そっかー、逃げないんだった。。。
今、思い出しました。

2012-08-30

初プレイデイトの約束

昨日、娘を迎えに行ったら、
「ママ、ちょっとこっち来て!これからミーティングなの!」
と手を引っ張られました。

なんだろう?と思ったら、お友達と学校以外で遊ぶ約束をするというのです。

アメリカの学校は、必ず親が学校まで迎えに行きます。
小さいうちは、プレイデイト(学校以外で遊ぶ)の約束は、
親がいるところで、親の了解の下行うことが多いようです。

言われた場所で待っていると、そのお友達が現れました。

「ママ連れてくるから、待っててね!」

お母さんが一緒に来ました。

遊ぶ日を決め、時間を決めました。

「じゃ、また明日ね~」とバイバイ。

娘は
「良かった~、初めてのプレイデイトの約束!」
と喜んでいます。

私も娘にそんなお友達ができたことがうれしい。

その反面、心配なことも。

実はこの日も、私の英語は、お友達のお母さんにほとんど通じませんでした(涙)。
私の発音、すっかり通じなくなっている。。。

子ども達が遊んでいる間、私は彼女と話ができるんだろうか?
う~ん、でも逃げられないしねぇ。

これからできることを考えます!

2012-08-28

考えて行動する。

柏木京子です。

娘の学校が始まりました。

毎日、10時頃のスナックタイムと、ランチの2回、食べ物を口にする時間があります。

スナックタイムとは、おやつの時間。
日本の小学校の2時間目が終わった後のタイミングで、おやつを食べます。

娘が、「おやつの練習をするの!」と言い出しました。

私、なんでおやつに練習が必要なのかと、不思議に思いました。

娘は、手にチーズを持って、食べはじめました。

「うーん、わかった、大丈夫だ!」と言っています。

何が大丈夫なのか、聞いてみました。

同じグループに、アレルギーの子がいるのだそうです。
彼は乳製品、ナッツアレルギー。
自分が食べなくても、近くでそれを食べた人がいたり、
その食品を手に持った人が、その後彼に触れると、
重大な症状が起こる可能性が高い。

病院に行かなくてはならなくなるのだそうです。

それで娘は、自分の手に触れないように、チーズを食べる練習をしたのでした。

娘も考えているんだな~と思いました。

アメリカの子ども達は、スキンシップが多いです。

娘は、スキンシップをしないことではなく、
スキンシップをしても大丈夫な方向を考えたのです。

お互いの存在を認めている。
だからこその行動です。

アメリカ人は、自分と違う存在を認めるのが上手です。
それは、日本人の私たちが苦手なところ。

娘には、アメリカの良いところ、たくさん吸収して欲しいと思います。


2012-08-22

親の心配なんて関係ない!

柏木京子です。

今日からアメリカの現地小学校の新学年がスタートします。

この1週間は、とても緊張していた私。
そんな心配はよそに、娘はいたって元気はつらつ。

学校からのメールには、
リーディング
算数をやってくること

この二つの課題が書かれていた。

今年の夏は1ヶ月日本に帰ってたし、英語忘れちゃってない?

そんな心配をよそに、昨日の夜もビデオしておいた「ちびまるこ」を見て
元気に「おやすみなさ~い!」と寝た娘でした。

今日から学校。
は~、ドキドキです。