柏木京子です。
先日、実家の両親が、アメリカのわが家に遊びに来ていました。
娘はおおよろこび!
毎日、じじばばと一緒に寝て、朝も一緒に登校。
学校からは一直線に帰ってきて、
ずーっと一緒に過ごしていました。
帰国予定の数日前から、娘の様子がおかしくなりました。
おばあちゃんにくっついているな、と思うと、
涙がぽろぽろし始めました。
あら?泣いてるの?
と聞くと、「ちがうよ。」と答えます。
そしていよいよ、帰る日の朝、
じじばばと手をつなぎ、
「行ってきます!」と元気に、
学校へ出発しました。
学校から帰る道々、家についてからも、
沈み込んだ娘。
ふと気がつくと、目から涙がぽろぽろ。
口では言わないけど、寂しいんですね。
娘はその後、じじばばのことは、何も口にしませんでした。
離れる寂しさを経験すると、
再会した時の喜びも、経験できる。
相手が、どれだけ自分にとって大切か、感じる。
そして、相手を大切に思う気持ちが、心の中に生まれる。
こんなことを、保育園の先生に聞いたことがあります。
娘は、人を恋しいと思う気持ち、感じていたんですね。
誰かを、大切に思う気持ち。
誰かに、大切に思われている実感。
とても幸せなことです。
これを感じられる人は、安心して生きて行くことができる。
そして、大きく成長することができるのだと思います。
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