柏木京子です。
アメリカ人はなんでも楽しく、ゲーム感覚にしてしまうのが上手です。
それは、娘の小学校での様子から、よく感じます。
娘はアメリカの小学校の4年生。
宿題や家庭への連絡は、ノートに自分で書き写します。
先生はホワイトボードに宿題や連絡を書く。
そこから先はそれぞれの子の責任。
これは日本の子も同じですよね。
そして翌日、宿題を忘れたら、反省文を書かなくてはなりません。
・どんな問題が起こったか。
・なぜ起こったか(原因)。
・これからどうするか(今後の対策)。
そこに、本人のサイン、親のサイン、先生のサイン。
3人のサインがあって、やっと反省文が受理されます。
反省文になると、周りの子に迷惑をかけます。
なぜなら、クラスが4つのグループに分かれていて、
グループごとに毎日ポイントを入れていくというレースをやっているのです。
ポイントが早くたまったチームは、良いことがあります。
毎週金曜日、先生が子ども達に、飴を一つずつくれます。
それは今週もがんばったねという意味だそうです。
このレースが一番のグループの子は、特別にもう1個、飴をもらえるのだそうです。
この特別な1個が、とても魅力的~☆
みんな平等ではないんです。
ちゃんとやると、ちゃんとご褒美が待っているのです。
そのご褒美がほしくて、みんながんばります!
でもでも、日本人にしたらどうでしょうか?
宿題はやって当たり前。
当たり前のことをやっているのに、学校で飴をもらえるなんて、ちょっとおかしい。
そう思いませんか?
それも、学校で平等ではないなんて、どうなの?
私はこう感じました。
でも、アメリカは違うんですね。
良いことをするとご褒美。
周りのお友達と、ちがって当たり前。
しかもゲーム感覚。
叱る文化ではないんです。
ほめる文化なんです。
ちょっと違和感を感じましたが、1年半アメリカに生活し、やっと慣れてきました。
叱られて大きくなった日本人。
ほめられて大きくなったアメリカ人。
大人になると、もちろん違ってきますね。
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