柏木京子です。
先日、実家の両親が、アメリカのわが家に遊びに来ていました。
娘はおおよろこび!
毎日、じじばばと一緒に寝て、朝も一緒に登校。
学校からは一直線に帰ってきて、
ずーっと一緒に過ごしていました。
帰国予定の数日前から、娘の様子がおかしくなりました。
おばあちゃんにくっついているな、と思うと、
涙がぽろぽろし始めました。
あら?泣いてるの?
と聞くと、「ちがうよ。」と答えます。
そしていよいよ、帰る日の朝、
じじばばと手をつなぎ、
「行ってきます!」と元気に、
学校へ出発しました。
学校から帰る道々、家についてからも、
沈み込んだ娘。
ふと気がつくと、目から涙がぽろぽろ。
口では言わないけど、寂しいんですね。
娘はその後、じじばばのことは、何も口にしませんでした。
離れる寂しさを経験すると、
再会した時の喜びも、経験できる。
相手が、どれだけ自分にとって大切か、感じる。
そして、相手を大切に思う気持ちが、心の中に生まれる。
こんなことを、保育園の先生に聞いたことがあります。
娘は、人を恋しいと思う気持ち、感じていたんですね。
誰かを、大切に思う気持ち。
誰かに、大切に思われている実感。
とても幸せなことです。
これを感じられる人は、安心して生きて行くことができる。
そして、大きく成長することができるのだと思います。
お母さんは一番の子どもの味方。いつもいつも応援しているよ。 この思いは言葉からも行動からも伝わっています。 質の良いコミュニケーションと、相手のやる気を引き出す関わり方。 私の実体験をまじえてお伝えします。
2012-12-19
2012-12-10
理解し合う
前の記事に書いた、日本とアメリカの戦争の歴史のこと、
Facebookにアップしました。
アメリカに住んでらっしゃる、私たちと同じような環境の方から、アドバイスをいただきました。
それを読み、考えました。
今の私に何ができるか、考えてみました。
この状況の中にも、私たち親にしかできないことがある。
それを精一杯やってみよう!
そう思いました。
今できることは、
担任の先生に、学校から泣いて帰ってきたこと、
娘が感じたことを伝える。
そして、先生がどんな話をしたのかを聞く。
この二つだと思います。
先生の言い方が良いとか悪いとか、そういうことではありません。
ありのままを共有することが大事だと思いました。
先生は、先生なりの考えがあって、生徒に話をしたはず。
娘が先生の言いたかったことを、100%理解できているかどうか、
それもわかりません。
だからまずは、現状を伝えてみる。
もし何か、第二次世界大戦に対する、アメリカ人としての理解と、
日本人としての理解に違いがあるのなら、
私たちはそれを知る良い機会だと思ったのです。
まずは知り、その後どうするかを考える。
そうすれば、また同じような事が起きた時も、対応できるようになります。
目の前のことに右往左往するのではなく、
自分の中に判断の基準ができると思うのです。
異国で生きることは、子どもばかりでなく、大人も大変なことがたくさんあります。
その都度、状況をしっかり理解し、相手を理解して行く。
それが、お互いに良い関係を保つための秘訣なのではと思います。
Facebookにアップしました。
アメリカに住んでらっしゃる、私たちと同じような環境の方から、アドバイスをいただきました。
それを読み、考えました。
今の私に何ができるか、考えてみました。
この状況の中にも、私たち親にしかできないことがある。
それを精一杯やってみよう!
そう思いました。
今できることは、
担任の先生に、学校から泣いて帰ってきたこと、
娘が感じたことを伝える。
そして、先生がどんな話をしたのかを聞く。
この二つだと思います。
先生の言い方が良いとか悪いとか、そういうことではありません。
ありのままを共有することが大事だと思いました。
先生は、先生なりの考えがあって、生徒に話をしたはず。
娘が先生の言いたかったことを、100%理解できているかどうか、
それもわかりません。
だからまずは、現状を伝えてみる。
もし何か、第二次世界大戦に対する、アメリカ人としての理解と、
日本人としての理解に違いがあるのなら、
私たちはそれを知る良い機会だと思ったのです。
まずは知り、その後どうするかを考える。
そうすれば、また同じような事が起きた時も、対応できるようになります。
目の前のことに右往左往するのではなく、
自分の中に判断の基準ができると思うのです。
異国で生きることは、子どもばかりでなく、大人も大変なことがたくさんあります。
その都度、状況をしっかり理解し、相手を理解して行く。
それが、お互いに良い関係を保つための秘訣なのではと思います。
2012-12-08
日本とアメリカ、歴史の話
今日、娘が泣きながら、学校から帰ってきました。
学校で、戦争の話を聞いたそうで す。
パールハーバーの話になり、日本人が悪いという雰囲気を感じて、
この歴史的な問題、アメリカにいたら、向き合わざるを得ないんですよね。
アメリカで教育を受ける日本人には、一番つらいところです。
今の私たちにできることは何か。
過去の歴史を正しく知り、理解するこ とです。
小学校4年生。
娘にその準備をさせる前に、今回の出来事が起きてしまいました。
「月曜日、学校に行きたくない!」と、とてもショックを受けています
彼女を前に向かせるために、週末は話をしようと思います。
国際問題、歴史の問題、いろいろあります。
私たち個人の力ではどうにもならないこと、いっぱいあります。
でも、どこの国に行っても、日本人として胸を張って生きていけるようになって欲しい。
それには、正しい事実を知ることが必要です。
私たちも、しっかりと向き合っていかなければいけない、と思いまし た。
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