2013-03-11

怒りの種は、自分の中にあった

柏木京子です。

先日、小学校1年生くらいの女の子が、泣いているのを見かけました。

お母さんに抱っこしてもらっているのを、
お友達に「赤ちゃんみたい」と言われてしまい、
それが悔しくて泣いていました。

お友達は「ごめんね」とすぐに謝っていました。
でも、「ごめんねって言ったって、許してあげない!」
と、泣きじゃくっていました。

どうしてこんなに起こるんだろう?

考えてみました。

たぶん、自分の中に、種があったんだと思います。

種、つまり、
お母さんに抱っこしてもらったら、赤ちゃんみたいかな?
って、気になっていた。

そうしたら、それをずばりと言われて、悔しかったんだと思うんです。


自分がちょっと感じていること、
あんまり良くないかな・・と気になっていること。

それを第三者に、ずばりと指摘されると、頭にきた経験、ありませんか?

相手に腹を立てるというよりは、
多分自分に腹を立てるんだと思います。

やめたいのに、やめられない自分に、腹を立てる。

くやしい~!って思う。

あー、私も経験あるな・・・って見ていました。
自分のイヤな癖、娘が同じことをやっていた時、とても怒ってしまいました。

自分のイヤな所を、そのまま見せられた。

相手が悪いわけじゃないんですよね。
自分に、腹を立ててたんです。

この感覚、一度言葉にしておくと、
次にこの場面に遭遇した時、怒らなくなりますよ。

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